最近、小沢健二さんの曲がCMで
カバーされているのを聴いたりして、
CDで聴きなおしたりすると
90年代の時代の空気が一杯つまっていて
大いなる郷愁に浸ってしまうこともある。
しかし、今その郷愁の中に今の時代に結びつく
なにかのエッセンスも感じる。
時代が一回りして新しさになる面が
あるのだと思う。
しかし、90年代全部の音楽があてはまるわけではない。
あてはまるのはごく一部だ。
なんだろう、時代の空気感やムーブメントが
入っていない曲なんかはただ古いだけに聴こえる。
今、40代になってあの頃20代だった僕らの世代は
どんな音楽を聴いているのかなぁ。
と、ふと思う。
僕は新しいミュージシャンとの出会いが嬉しい。
そしてもう手に入れられないほどの若さや
パワーが込められた音源に出会う事は
忘れてはいけない自分の原点や
今何をすべきかを思い起こさせハッとする。